今年のクリスマスは、なかなかいいクリスマスでした。
朝から、夜のための準備で一日がんばりました。
作ったのは、ローストチキン、クリスマスケーキ、そしてキャンドル。
子供らはテーブルを飾り付けしました。「デコする」だそうです。笑
まずは、ケーキの準備なんですが、材料を確認しだすと、牛乳が足りないことを発見。
妻は、やはり一度買い物に…。^^; 私がその間にチキンのスタッフィングの用意をしようと思いますが、先にチキンに塩コショウをしておきます。
買ってきたパックから出してみると、やっぱり丸ままですから、案外グロテスク。
でも、がんばります。笑
チキンは、近くのコープで前日に購入。
1,322円でした。
スタッフィングの材料は、
たまねぎ、じゃがいも、にんじん、干ししいたけ(戻したもの)を各1個、セロリ 1/2本、もち米 1合、それに砂肝 3個ほど。
それから、コンソメスープ2カップ。
これまでセロリは私たち夫婦揃っておいしいもの とは思ってこなかったのですが、今回初めて使いました。
妻が、詰め物に使い、オーブンで焼くような料理だから、入れないとおいしさが半減するのではないか?と今回は特別に買ってみたものです。
材料を切ってるときでも、昔の思いとは違い、案外いい香りでした。年をとると変わるんですかねぇ。笑
ちなみに、「スタッフィング」とは、料理では詰め物の配合材料 だそうです。
もち米は前日の晩から水につけておきました。作る前には水を切っておきます。
その他の野菜は、半分だけを1cm角ぐらいに切っておきます。残りの半分はオープンで焼く際のチキンの下に引くので、あまり小さすぎない食べやすい大きさに切っておきます。
砂肝は、いろんなレシピを見て、おいしそうだなと思って入れました。
他に、心臓やレバーなんかも入れているレシピもありました。
妻が買い物から帰ってくると、スタッフィング作りと並行してケーキ側の準備。
今年のケーキは、ミルクレープにしました。
まずは、クレープの生地と、中に挟むクリーム作り。
カスタードクリームと、生クリームを作ります。
カスタードクリームは少々めんどうですが、それに比べると生クリームは簡単です。買ってきたのをホイップするだけですから。
子供らも手伝って両方のクリームとクレープの生地もできあがりです。
ここまでやったところで、昼食。
昼ごはんを食べて、まずは、クレープを焼いてしまいます。
今回のクレープ生地の量は、8枚分×3でおおよそ24枚分です。
妻が焼きますが、少々面倒なようです。
チキンを始めるには、さきほどのスタッフィングを詰める必要もあり、まだ少し早いので、私はその横のコンロで、キャンドル作り。
これまで貯めていた要らなくなったろうそくを溶かして夜のキャンドル用にします。
作るのは初めてです。
湯煎でガラスのプリン容器にろうそくを溶かしていきます。
時間は少々要りますが、徐々に溶かしていくことができました。
色も、最初は気にしませんでしたが、一応、赤系と緑系のキャンドルができあがりました。
クレープ側は、途中からは上の子も手伝い、最初はできていなかったのが、何枚か経験するうちに自分でもおおよそできるようになってしまいました。
そうしているうちにクレープ完成。
クレープができあがったことで、スタッフィングの用意を再開します。 サラダ油、バターを大さじ1ずつ、鍋で熱し、まずは野菜・砂肝を炒めます。野菜がしんなりしたらもち米を投入。 もち米が透明になるまで炒めます。
その後、コンソメスープ1カップを鍋に投入。 水分がなくなるまで炒めます。
もち米がすぐに水分を吸収します。
これでスタッフィングは完成。
途中で、塩コショウと、少ししょうゆを入れてみました。
そのまま少し食べてみましたが、炊き込みごはんのような感じでとてもおいしかったです。これだけでも十分食べられます。
次は、チキンにスタッフィングを詰めました。少々オーバー気味で、残った分はおにぎりにすればいい とは知っていたのですが、ぐいぐい詰めて入れちゃいました。笑
入れた口は楊枝で留めておきます。
オーブンに入れるために、オーブン皿に、クッキングシートを敷き、さきほどの野菜の半分残したものを切ったものを置いて、その上にチキンを置きます。
しょうがとにんにくをすったものにサラダ油を加えて、チキンの皮に塗ります。刷毛はないので、指でこすり付けました。笑
その上から、残りのコンソメスープを塗ります。焼いている途中でも塗ると皮がパリパリになっておいしいとのことなので、全部をかけるわけではなく、全体に少しだけを塗ります。
っで、オーブンへ。
オーブンは、180℃で、全部で1時間半〜2時間程度だそうです。30分ごとに、さきほどのコンソメスープを塗った方がよいとのことなので、りとりあえず30分単位で焼いてみました。
チキンに焼いている間に、妻と子供らは焼いたクレープにクリームを重ねながらケーキを作っていきます。 これは上の子も下の子も手伝います。
こちらも何枚かやっていくうちに、上手にクリームを塗れるようになりました。
チキンです。
とりあえず30分ほど焼いたところです。
スープをかけていることで、皮にいい色が着いてきています。
この後、焼いている途中で、お尻から詰めすぎたスタッフィングがどんどんじりじりと溢れてきます。笑
たぶん、焼けて肉が縮んでいるのでしょう。まぁ、爆発することはないと思うのでそのままにしておきました。
ケーキの方は、最後は、生クリームと、チョコでデコりました。笑
写真にはありませんが、さらに奮発していちごも買っていたものものせました。
これで完成です。
チキンは30分単位で3回ほど(1時間半ほど)焼き、残りのスープは案外大胆にかけちゃいました。残しても使えないので。
そして最後は10分ほど210℃にあげて仕上げ。 竹串で刺してみて、肉汁が透明しか出てこないことを確認。
出来上がりです。
確かに皮はパリパリにできてます。皮と肉との間で肉汁がふつふつと煮えていました。
少し写真の撮り方もへたでしたね。お尻から出ている感じが写らないようにすれば、もう少しかっこよかったかもしれません。笑
さて、クリスマスのお祝いは、これ以外に、フライドポテト、リッツ、ポテトチップと、スパークリングワイン、子供はアイスレモネードも作り、盛り上げました。
子供らは、ケーキもいっしょに食べる!ということで、パーティー気分を盛り上げました。
チキンは思いのほか、おいしいです。
肉もいい具合に焼け、肉汁たっぷりでやわらかくて、うまみ十分。皮にかけたコンソメスープがすごく効いていて、すごくおいしいです。
脂がきついのもあって、全部一気に食べることはできませんでしたが、少し残しただけで、ほとんどペロリといただきました。
スタッフィングもなかなかおいしいものですね。 肉といっしょに食べるのもおいしいです。
これは、ちょっとはまったかもしれません。笑
ケーキもおみごと。
十分においしくできあがりました。
少しクレープが厚くて、ちょっと全体的に固めの感じがでてしまいましたが、十分においしかったです。
それに買ってきたいちごがこの季節のものとは思えないほどおいしくて、酸味が適当で甘さが利いたいちごでした。ちなみに宮崎産です。
(左の写真は、翌日に撮ったものです。)
調子に乗って、スパークリングワインは1本空けてしまいました。こんなことほとんどないことです。笑
ただ、今日のこのスパークリングワインは辛口で、できればシャンパンをイメージしていたので、こんなときは甘めがいいかなと思いました。
ちょっと高いお金を出しても本当のシャンパンを買ってみるべきですかね。^^;
下の子の作った飾り付けです。