レンジ蒸しがきでは、大体カキ1個について1分ぐらいを目安に加熱時間を設定して加熱します。
大体の牡蠣はこれで殻が開くのですが、時折、殻が開かないカキがでてきます。
中は熱くなってますからヘタにやると火傷をしてしまう可能性もあります。
どうやって開けるのがいいか、私の経験をご紹介しておきます。
レンジで加熱しても、カキの殻は、はまぐりやあさりのように、パカッとは開きません。ほんの少し開いている程度です。たぶん、ちょうつがいのところの仕組みによるのだと思います。
開いているものでも、上の殻についたりしているものもありますので、中を確認して、必要ならナイフで貝柱を外して殻を開けるのがいいです。
これまでの私の経験からすると、加熱しても殻が開かなかったものは、実は中は十分加熱されていて、ほんの少し開いてたりするのですが、見た目はわからない というのがほとんどです。
殻が開いてないから と言って、そのカキだけ、さらに延長して加熱しても、殻が目に見えて開く ということはほとんどありません。何度も加熱を延長してから、無理やり殻を開けてみると、結局は、水分がどんどん飛んでしまい、中の身はほとんどひからびていた というのが結果です。
なので、開かなかったカキも延長などせずに、殻を開けて、他のカキと同じタイミングで食べるのがベストです。
これまで、そうやって開いてきましたが、そのカキだけができていなかった なんてことはありません。
開け方
っで、開け方ですが。
1.まずは、こんな風に流しの端に置いてください。殻の先の部分を割りますので、その殻が飛んでもよいところ という意味です。
ここで例にあげてるカキを拡大してみると、こんなです。
このカキ、殻が開いてないように見えますが、実が実質はできあがっていて、少しは開いているのだと思います。持っていると、殻の端から熱い汁は出てきますので。
でも、殻の端からナイフを入れて開けようとするのは非常に危険です。ナイフの先が殻から外れると、自分の指を刺してしまうことになります。絶対に止めた方がいいです。
2.こんな風に殻を濡れふきんなどで押さえられるようにしてください。
3.そして、カキ自体をふきんの上から押さえながら、殻の先をナイフでコンコンと割ります。
ちょっとぼけてますが、こんな感じです。先だけ少し割り落とす といった感じです。
私が使ってるのは、ごく普通の食事に使うナイフです。
唐に貝柱がくっついているときに取るのもこのナイフです。
カキ用のナイフが売っていますが、あれは生で食べる際に貝柱をそぐナイフなので、こんな場合は使わない方がいいと思います。あんなナイフで殻を叩くと、刃先がやられそうです。
それに、加熱したカキの場合は、あんなにするどいナイフでなくても十分に貝柱は外れます。
4.(写真はありませんが)開いた殻の先にナイフを入れて、殻を開けます。ナイフを殻に入れた後に、少し立てにして殻の口を広げ、手で開けてもいいですし、もっと奥までナイフを入れて、貝柱を外して開ける方法もあります。何度かやって、好みの方法でどうぞ。
そうすると、こうやって、おいしいレンジ蒸しかきが出てきますよ。
あぁ、また食べたくなってきますね。^^;