うちの妻は神戸に来て6年ほどになるのですが、今年は、初めてくぎ煮に挑戦してみました。
どこかの知り合いの家で教えてもらおう などと毎年言ってきたのですが、なかなかうまく教えてもらう機会が合わないので、独自でやってみました。まぁ、独自 と言っても、コープでレシピをもらってきてやったんですけどね。^^;
どうです?なかなか上手に炊けてる風でしょ。
商店街へ
挑戦したのは3/8土曜日。日曜日はいかなご漁は休みなので、平日か土曜日になります。
垂水の商店街でいかなごを購入。聞いたところでは、午前中は、みんな並んで買うので、昼からでもいい人は、昼網で獲れたのがお店に出る頃に買いに行くんだとか。なので、うちも13時過ぎに家を出て、商店街にお買い物です。
この日の値段は、kg1,100円。値段的には、まぁこれぐらいって感じですね。
聞いていた通り、行列はありません。平日でも朝は並んでるんですよ。しかも、お店が開く前から。長い人では3時間並んで一番に買う人もいるとか…。うちは、楽々コースを選んで購入です。笑
うちの場合は、くぎ煮と他にも季節のいかなごを味わいたいので、2kg購入。
帰ってきて、早速、やってみました。くぎ煮。
やり方は、事前にもらってきたコープで配ってるレシピに沿いました。くぎ煮はいろいろなバリエーションがあるみたいですが、とりあえず今回は初めてってことで、基本はもらってきたレシピ通りで。
買ってきたいかなご
ご存知ない方の参考に、いかなごってどんなの?を載せておきます。
垂水では というか、この季節、神戸・姫路辺りでは、いかなごは、こんな袋に入れて1kg単位で売ってます。こうやって、見ると、少しグロいかもしれませんが。笑
こうやって1kgずつになってるので、炊くときにも量を分ける必要はありません。この袋に入れての売り方は、商店街の魚屋さんだけではなく、ジャスコやサティでも同じです。
そうそう、ジャスコやサティでも売るんですよ。このいかなご。
出してみると、こんなお魚です。
案外可愛い感じでしょ。参考に指もいっしょに撮りましたが、今で4〜5cmというところでしょうか。もうずいぶん大きくなってきてます。どちらかというと、くぎ煮にはちょっと大きめって感じです。
くぎ煮挑戦
今後の参考のために、今回、やった内容を書いておきます。
<材料>
いかなご 1kg
しょうが 50g
しょうゆ 200ccちょっと越え(コープのレシピは200〜250ccとなってます。)
さらめ 250g
酒 1/2カップ
(コープのレシピでは みりん 少々 になってますが、みりんは入れないとも友達の家から聞いていたので、今回は入れませんでした。)
<作り方>
以下、コープのレシピを基本にして、今回、うちでやったレシピです。
1.いかなごはさっと洗って水を切る。しょうがは皮がついたまません切り。
2.汁を煮立てて、しょうがを入れて、再度煮立てたところにいかなごを入れて、強火で一気に煮立たせる。
鍋は20〜30cmの直径の厚鍋のものがいいそうです。
3.アクをとって、アルミ箔で落し蓋をして、約30分煮る。アルミ箔は2〜3ヶ所穴を開ける。ふきこぼれないぐらいの火加減で。
15分ぐらい経過。
最初は、「そんなにふきこぼれるほどでも」と思いましたが、確かにふきこぼれそうに煮立ってきます。ふきこぼれないように、火加減調整です。やってみるとどう気をつけるのかわかります。
30分経過
落し蓋は大事ですね。上の真ん中あたりは、ちゃんと味がつかないのでは?と思いましたが、落し蓋のおかげで、ちゃんと汁が回りました。
まだ煮汁はありますので、さらに炊きました。
4.煮汁が上から見えなくなったら弱火にして、煮汁が少し残る位まで煮て火を止める。はしで混ぜるとくずれやすいので注意。
さらに約25分ぐらい炊きました。途中で、煮汁も上から見えなくなったので、弱火に落としています。ときどき、煮汁がどれくらいかを見ながら炊いています。少なくなってるかどうかは鍋を傾ければわかります。この間も落し蓋はしておきました。
ようやく煮汁は少なくなってきてますが、まだ見えていて多いですね。
一旦この時点で、鍋ごと振って、全体を混ぜました。
まだ少し煮汁が多めの感じだったので、もう5分ほど火にかけて止めました。
5.あら熱がとれたら、鍋ごと軽く振り、煮汁を全体にからませ、平ざるをあけて冷ます。
十分、くぎ煮になってますね。(^^)
おおよそ1時間ぐらいでした。
できあがり
冷ませばできあがりです。5×15×22cmぐらいのタッパ一杯分ができあがりました。
熱々のご飯にのせて食べたら、思い通りおいしかったです。
案外簡単にできちゃった というのは感想です。もしかしてビギナーズラックかも?という疑いも感じますが。笑
そんなに粉々にいかなごが壊れてつぶれるわけでもなく、味もちょうどいいぐらいで、上出来です。
混ぜるのがもっと大変なのかな?とも思ってましたが、最後にやるだけなので、大丈夫でしたね。途中で、いろいろ触るとだめなんだと思います。お鍋だけは、小さめのものしかなかったので、もう一回り大きめでやる方がやりやすい気がします。
子供らは、この晩、ほとんど、いかなごだけでご飯を食べていました。笑
これで、我が家でも、これから毎シーズン、いかなごのくぎ煮を作ることになりそうです。